この記事では環境シミュレーションツールの一つであるLadybug Toolsについて紹介します。
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Ladybug Toolsの概要
Ladybug toolsは、3DCADソフトのRhinocerosのプラグインとして活用できる環境シミュレーションツールです。気象データの分析、照度・日射量解析、エネルギー計算まで多岐にわたりシミュレーション可能なツールで、国内外で幅広く使われています。
以下のリンクより公式サイトにアクセス可能です。
こちらのツールで可能な環境シミュレーションのイメージは以下のものがあります。
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参考リンク
Ladybug Toolsを活用するにあたって参考になるリンクを載せています。
Tutorial 公式チュートリアル集https://docs.ladybug.tools/climate-analysis/ https://docs.ladybug.tools/energy/ https://docs.ladybug.tools/urban-energy-with-dragonfly/
Ladybug Tools Forum https://discourse.ladybug.tools/ Ladybug Toolsの公式フォーラム ツール使用時にエラーなどが生じた場合に検索すると、解決策が見つかることが多いです。
Ladybug Tools Plugin for Grasshopper Documentation https://discourse.ladybug.tools/pub/lbt-grasshopper-doc 各Grasshopperコンポーネントの機能、インプット、アウトプットを確認できます。
Ladybug Tools SDKリンク集 https://discourse.ladybug.tools/pub/ladybug-tools-core-sdk-documentation コンポーネント内のPythonのmethodなどを知りたいときに参照します。
Example Files(Hydra) https://hydrashare.github.io/hydra/ Ladybug Toolsのサンプルデータを公開しているWebサイト 公開されているデータはLagacy版(Ladybug0.0.68 and Honeybee0.0.65など)が主です。(2021年1月時点)
Building Environment Design.com http://building-env.com/ 活用事例やデータを公開しているWebサイト(日本語) 使用しているバージョンは”Ladybug0.0.68 and Honeybee0.0.65″、”Ladybug0.0.66 and Honeybee0.0.63″のようです。(2021年1月時点)
おわりに
Ladybug Toolsはとても有用なツールなのですが、日本語の参考Webサイトはまだまだ少ないです。(特に最新バージョンであるLadybug Toolsに関する情報) そのため、今後Ladybug Toolsのインストール方法、使用例などを紹介していきたいと思っています。