Ladybug Toolsのインストール方法

Ladybug ToolsのGrasshopperプラグインのインストール方法を紹介します。
Windowsの場合、Pollinationインストーラーを利用したワンクリックインストールが便利です。

※インストールにあたり、Rhinoceros8または7をインストール済みであることを前提としています。
(一部の内容更新:26/10/22)

Index

インストール手順(Pollination利用)

PollinationのGrasshopperプラグインのインストーラーにより、ワンクリックでLadybug Tools、使用する計算エンジンが一括でインストールできるため、こちらを利用したインストール方法を紹介します。

はじめに、以下のサイトにアクセスします。
https://www.pollination.solutions/rhino-plugin#grasshopper

サイトにアクセス後、Download the Latest Versionをクリックします。

アクセス後、Pollinationのアカウントを作成する必要があります。
作成すると、以下のようなページにアクセスできるので、GrasshopperのDownload for Freeをクリックします。クリックすると、Pollinationのインストーラーがダウンロードできます。

ダウンロードしたインストーラーを起動して、インストーラーの手順に沿って進めるとインストールが完了します。
以下はインストーラーの表示画面です。Ladybug Toolsにデフォルトでチェックがついており、インストールできることが確認できます。

Ladybug Toolsで使用する計算エンジン含め、ワンクリックでインストールできるようになり、環境構築がとても楽になりました。ただ、少し注意点があるため、以下に載せておきます。

Pollinationのインストーラーを使用すると、Ladybug Toolsは以下のパスに保存されます。
C:\Program Files\ladybug_tools

既にLadybug ToolsをPollinationのインストーラー以外の手順でインストール済みの場合は、ファイルパスが異なるため、既存のLadybug Toolsをアンインストールしたうえで行うことを推奨します。


インストール手順(マニュアルセットアップ)

上記によるPollinationのインストーラーの利用がおすすめですが、従来のインストール手順も紹介します。Mac PCの場合は、Pollinationのインストーラーが使用できないため、こちらの手順で行う必要があります。

なお、以下はWindowsでの手順を記載しており、Macでの手順の公式URLはこちらです。
https://github.com/ladybug-tools/lbt-grasshopper/wiki/1.2-Mac-Installation-Steps


※上記のPollinationのインストーラーでインストールした場合は不要なため、参考程度に見てください。

STEP
Food4Rhino(webサイト)よりインストーラーをダウンロード

Food4Rhinoにアクセスして、Ladybug Toolsのインストーラーzipファイルをダウンロードします。
https://www.food4rhino.com/app/ladybug-tools

※正常にインストールできなかった場合、zipファイルの解凍前にセキュリティを解除すると解決する場合があります。

STEP
installer.ghをGrasshopperで開く/インストールの実行

ファイル内のinstaller.ghをGrasshopperで開きます。開くと以下のようなデータです。
1、2のトグルを順番にダブルクリック(FalseからTrueへ)します。トグルをTrueにした際に数分時間がかかる場合があります。

上記が完了したら、Rhinocerosを閉じます。

以下の作業はRhino6を使用している場合に必要な作業ステップです。

(Rhino6のみ):以下のフォルダに入っているset_python_path.batをダブルクリックします。

C:\Users\[USERNAME]\ladybug_tools

Rhino、Grasshopperを起動して、GrasshopperのリボンにLadybug、Honeybee、HB-Energy、HB-Radiance、Dragonflyが表示されていればプラグインのインストールは完了です。

STEP
計算エンジンのインストール

Honeybeeの光環境解析を行うにはRadiance、熱・エネルギー解析を行うにはOpenStudio、Dragonflyを使用するにはURBANopt CLIといった計算エンジンのインストールが別途必要です。
以下のリンクに、Ladybug Toolsと計算エンジンのバージョン対応表があるので、インストールしたLadybugToolsと対応する計算エンジンをインストールします。

https://github.com/ladybug-tools/lbt-grasshopper/wiki/1.4-Compatibility-Matrix(画像は26/10/22時点)

リンク先の一覧表をクリックすると、インストーラーのダウンロード先にアクセスできます。インストーラーをダウンロード→インストーラーをダブルクリックで起動→インストーラーの手順に沿って進めていくと、インストールできます。
なお、計算エンジンのインストール時、デフォルトで表示されるフォルダにインストールすることも問題ないのですが、以下のフォルダに行うことが公式では推奨されています。

C:/Users/[USERNAME]/ladybug_tools

まずは光環境解析用のRadiance、エ熱・エネルギー解析用のOpenStudioのインストールをおすすめします。(計算エンジンとしてインストールするのはOpenStudio AppではなくOpenstudioです。)

以上のインストール手順は、公式サイトのインストール手順に基づいてまとめていますので、詳細はこちらをチェックしてみてください。

バージョンアップの方法

Ladybug Toolsは日々開発が進められており、定期的にバージョンがアップグレードしています。
バージョンアップは、上記のインストーラーの最新版を再度入手して実行することもできますし、LB Versionerコンポーネントを使って行うこともできます。※会社PCなどでセキュリティが厳しい場合、エラーが生じるケースもあることに注意が必要です。

下のイメージのコンポーネントにて、ToggleをTrueにすると数分で更新されます。更新後には、Rhino、Grasshopperを再起動します。

※指定したバージョンに更新したい場合は、version_インプットにバージョン(ex. 1.10.0)を入力します。

もしLadybug Toolsのスタンダードフォルダ内の物性やスケジュールなどをカスタマイズしている場合は、clean_standards_へのToggleの接続はしないように注意が必要です。
(このインプットをTrueにしてバージョンをアップグレードすると、カスタマイズしたデータが初期化されます。)

旧バージョンをインストールしている際の注意点

併用するバージョンの管理

既に旧バージョンのLadybug、Honeybeeをインストールされている場合の注意点です。

Ladybug Tools(最新版は1.10.0、26/10時点)は、旧バージョンと併用も可能ですが、併用する際にはLadybug 0.0.69 and Honeybee 0.0.66 [Legacy Plugins]である必要があります。
こちらよりも古いバージョンを使用している場合、Grasshopperのリボン内で新旧のコンポーネントが混在するので要注意です。

計算エンジンのすみわけ

新旧バージョンで使用する計算エンジンのすみわけも可能となっています。計算エンジンをすみわけるためには、以下のフォルダに新バージョン用のRadiance、OpenStudioを保存します。新バージョンはこちらに保存した計算エンジンを参照しにいきます。

旧バージョンのインストール方法

※公式より、現状のLadybugTools最新版では、旧バージョン(Legacy Plugins)の機能を反映済みであることもアナウンスされているので、旧バージョンを使う理由は少ないかと思います。(26/10/22時点)

旧バージョンのインストール方法は、以下のサイトでとてもわかりやすくまとめられていますので、紹介させて頂きます。

各種参照先について

ツールに関する参考サイトなどを以下の記事のこちらに載せてありますので、あわせてご覧ください。

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